2014年2月23日日曜日

@ 私たちを見守る神

NO16 私たちを見守る神

 創 11:7 さあ、降りて行って、そこでの彼らのことばを混乱させ、彼らが互いにことばが通じないようにしよう。」

 前記には、神は人はすることや止められないだろうと嘆かれています。
神が耐えられた自由を行使するときに時には,神の思いとは掛け離れてしまうことが有ります。  全地に人々が広がるように計画をなさった神ですが、バベルの塔を作り1カ所に留まろうとしたのです。神はその様子を見に天から下りてこられました。




神は人を殺すこと無く、その計画の中断させるために,一つの原語だった言葉を一瞬に多国語に切り替えられました。言葉を通じないようにし,建築中のバベルの塔を完成させないようにしたのです。

神ご自身が、私たちが何をしているのかを見守って居られます。  職場で・・その仕事ぶりに対して祝福を与えようと。時には天使の助けをおくられます。商売の成功、繁栄を与えようとして下さいます

家庭にも神は天から降りて来て,私たちを見守られます。家族に対して愛を持って接しているのか?一人いる台所。居間にも神は下りてこられ。私たちを見守られます。私たちの思いを知って下さり、私たちの計画を知ってその動機を見極められます。正しい事なのか?動機は何であるかを・・見極められる神です。  神は正しく,その動機を見極めて,正しく罰することが出来るお方なのです。


天から下りてくる神は、キリストの受肉を持って私たちの住むこの世にも下りてこられました。私たちの罪の身代わりの死を持って黄泉の世界にも下さったのです 。
絶大な神の大きな愛に感謝を捧げましょう。神の正しい判断と裁きにも、感謝を捧げましょう。また大きな試練に遭わないように,祈りも捧げましょう。



Ⅰコリ 10:13 あなたがたの会った試練はみな人の知らないものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを、耐えられないほどの試練に会わせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えてくださいます。

ヤコブ 1:12 試練に耐える人は幸いです。耐え抜いて良しと認められた人は、神を愛する者に約束された、いのちの冠を受けるからです。にほんブログ村 哲学・思想ブログ プロテスタントへ
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2014年2月12日水曜日

@ バベルの塔。止められない神の心。創世記11章より

NO15      バベルの塔。止められない神の心。

創11:5 そのとき主は人間の建てた町と塔をご覧になるために降りて来られた。
 11:6 主は仰せになった。「彼らがみな、一つの民、一つのことばで、このようなことをし始めたのなら、今や彼らがしようと思うことで、とどめられることはない。
             

  バベルの塔・・神は人々を祝福して、全地に人が広がるように計画なさいました。
けれど、人々はその神の意志に反して,1カ所に留まろうとしましたね。
最初に神が色々計画なさっていても,私たちには、自由人としての存在を認めておられます。奴隷ですと全く自由は無く,一方的に神に聞き従うだけになってつまらない人生になります。  命をかけてまでも,自由を求めた歴史が沢山在ります。

奴隷の身分が如何に自由が無いかは皆様はご存じだと思います。  
テトス2:9 奴隷には、すべての点で自分の主人に従って、満足を与え、口答えせず、

私たちには自由を与えられて、創造されました。アダムも、選択する自由が当たられていました。     神はこの様に語って居られます。『この園にある物は自由に食べる事が出来ます。しかし、善悪の実は食べてはいけません。』自由によって、神に聞き従うことが許されていました。

画像中央左は私自身です。イラク・サマラーのミナレット

バベルの塔でも、同じように,神の意志を聞いていましたが,従うことを当時の人々は拒否したのです。
父なる神は,ご自身の契約に従って大洪水で,人を滅ぼすことしないで、彼らの共通語を乱して意志のそつが取れなくしました。

 その決断をなさる際に,神は人々・・私たちの様子をご覧に天から下りてこられたのです。驚くことです。けれどそれは、今も同じことが起きています。 
天から下りてくる神。キリストご自身も天から、人の子として生まれてくださり,私たち同様の生活と苦しみを知ってくださいました。ハデスに留まっていた者達のとこまでも落ちてくださったのです。

いまはキリストの代わりに,聖霊様が,私たちの助け手、助言者です。私たちの中に下りてくださって,キリストを信じ救われた私たちの中に、聖霊の宮となった私たちの中に住んでくださる聖霊様です。
そのこと知り、神の声を聞き分けるためにも聖霊の助けは不可欠です。聖霊によって書かれた聖書には聖霊の助けが一番です。
また誰でもが抱く共通の理解点も大切です。勝手な解釈は許されません。
災いは神から試練としてくる場合もあります。けれど神が計画した災いは、ヨブ記に書かれているように,むやみやたらな災いは無いのです。命に関わることは無いのですね。

  聖書にも,耐えられない試練は無いと書かれています。
Ⅰコリ 10:13 あなたがたの会った試練はみな人の知らないものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを、耐えられないほどの試練に会わせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えてくださいます。

在る有名牧師はいきすぎた発言をしていました。『地震で日本が地震被害を受けたのは,神の試練だ!悔い改めるべきだ!』と言ったそうです。神はむやみやに人を殺さないのですし、一人でも救いたいのです。  素意のために私たちは神の御心知り,神の意志に従って生活して,福音を伝えていきましょう。


2014年2月11日火曜日

@  民族は一つから始まった。

 NO14     民族は一つから始まった。

創 10:1 ノアの息子、セム、ハム、ヤフェトの系図は次のとおりである。洪水の後、彼らに息子が生まれた。

創 10:5 これらから海沿いの国々が分かれ出て、その地方により、氏族ごとに、それぞれ国々の国語があった。

 神様は洪水後に,ノアの家族を祝福なさいました。 その子孫が世界に広がっていきました。子孫の名前が土地の名前になっているところがあります。
民族の分布には,神の隠されている摂理があります。
イスラエルと他の民族との関係を示す家系図です。
アダムからノアに受け継がれて神の意志と祝福。一組の夫婦,アダムから生まれて世界に広がったことを示されている。



A、ヤペテの子孫は、エーゲ海周辺からカスピス海。ヨーロッパからインド辺りまで。
B,、ハムの子孫はカナン地区から南。エチオピアとかスーダン方面に。またエジプ、トリビア地中海北アフリカ方面にも広がりました。
B,ハムの子孫は、アッシリア バビロン方面 小アジアなどに広がりました。

 現在、世界には多種多様な民族と言語があります。けれど、、一つの家族から生まれて派生していることが聖書には書かれています。神の救いの摂理、神の願いはアダムから生まれていることが分かります。

パウロは宣教している中でこの様に伝えています。
使 17:26 神は、ひとりの人からすべての国の人々を造り出して、地の全面に住まわせ、それぞれに決められた時代と、その住まいの境界とをお定めになりました。
 アダムに約束した救いの御業がキリストによって完成しています。それを伝える事が,私たちクリスチャン一人々に与えられている世界宣教への課題・・責務です。

マルコ16:15 それから、イエスは彼らにこう言われた。「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい

 この10章では,、ハムの子孫。ニムロデの名前が特筆されて祝福されています。
創 10:9 彼は【主】のおかげで、力ある猟師になったので、「主のおかげで、力ある猟師ニムロデのようだ」と言われるようになった。
私たちが何か事業とかで成功を収めたときには,園は以後には必ず,神の計画とか祝福が在ることを忘れてはいけないのです。

ハムは、ノアを軽視して、罪を犯しました。(十戒から・・両親を敬う事への軽視)

それをは跳ね返すような祝福を、その子孫が受けています。
 神様は呪いを変えて,祝福に変えてくださるのです。
ここにも置かした過ちや罪は,個人個人の責任と悔い改めが必要である事を示しています。

神の素晴らしい愛と計画に、心から感謝と讃美を献げます。

2014年2月5日水曜日

@ 新たな虹の契約。

NO13 神様は何故? 新たな虹の契約

創 9:16 虹が雲の中にあるとき、わたしはそれを見て、神と、すべての生き物、地上のすべて肉なるものとの間の永遠の契約を思い出そう。

神様は、洪水後の世界をあらゆる新世界に対しても期待を持たれて事が分かりますね。
新しい契約の印として、 虹を大空に雨が降った後の大空に設けられました。

神様は何故?虹の発生を新しい契約になさったのでしょうか?
虹の発生には3つの条件が必要ですね。適度の雨。適度の雲。太陽の光。

 画像は彩雲 







雨の一滴は,集まって川となり色々の汚れを流します。   それは,私たちの頬を伝わる、悲しみの涙の様ですが、神様はそれを知っておられて、慰めと言う大きな祝福に変えてくださいます。

雲は・・私たちの人生に立ちこめる暗雲さえも、神は試練いう形に変えてくださいます。
神様は闇雲に試練を与えたいとは思ってはおられません。これはヨブ記の冒頭に書かれています。サタンの挑戦から,私たちを守ってくださいます。

太陽の光が無いと虹は輝きません。暗雲も一滴の雨も,この光が無いと輝けないのです。
私たちの試練や苦しみ。涙する日々も、神の栄光という光で輝きに変わるのです。

それは父なる神とキリスト。そして聖霊の神はご一緒で在るかのように、虹も三位一体の神と私たちの関係を表しているようです。

洪水後に、神様はエデンの園でアダムを祝したように、私たち人類を祝福なさいました。
創9:1 それで、神はノアと、その息子たちを祝福して、彼らに仰せられた。「生めよ。ふえよ。地に満ちよ。





 神は新しいエデンを創りたいと願っておられて事がよく分かります。
強制的に、この世界壊さないことも誓われます。歴史を見ても神の怒りは忍耐によって・・その故に私たちは,現代まで生きながらえています。

創 9:21 ノアはぶどう酒を飲んで酔い、天幕の中で裸になっていた。

神が正しいと認めた人。ノアでさえ、自制を失う事があります。農業を初めて,ブドウの収穫をしました。それで始めてのワインに喜びましたね。でもその喜び強くて、彼の自制を失わせたのでしょうか?
 私たちにも,これは教訓として心に留めておくべき事ですね。

ハムは父の裸を見て侮りました。私たち日本人は、温泉、銭湯などで他人の裸を見変えていますけれど、中近東では他人の裸。同性であっても見る事はほとんど無いです。
何が問題だったのでしょうか?十戒を見てみれば、父親の尊厳を軽視したことが,罪となりました。この箇所に明記されず、俗説には性的な罪を犯したとも言われていますが、、。これも十戒に記されていることに通じています。
ここで注目は、罪を犯したのハムであっても,その子供、カナン子孫に呪いの言葉が語られています。9:25 後にハムの子孫 カナン人等の倫理的品性の預言を語られています。
呪いは,その子孫 四世代まで 祝福は1000代まで及ぼします。続く,10章にはカナンの子孫にも,神の恵みと力添えがあります。神の力で,のろいが祝福に変えられたことが記されています。

申命記23:5 あなたの神、主は、あなたのために、のろいを祝福に変えられた。あなたの神、主は、あなたを愛しておられるからである。

 神様は,私たちの呪いを祝福に変える事が出来る神で在る事を讃美しましょう。

2014年2月3日月曜日

@ 箱船の中では・・

創8:1 神は、ノアと、箱舟の中に彼といっしょにいたすべての獣や、すべての家畜とを心に留めておられた。

 箱船の中で過ごしていた時間。神はノアと共に箱船の中におられたのです。ノアだけでも無く、神は動物たちにも神の心が向けられていたことには驚きを隠せないと思いませんか?  一羽の巣の雀にも,また私たち一人 一人にも 目を・・心を向けてくださっておられる証拠でもあります。   
マタイ10:29 二羽の雀は一アサリオンで売っているでしょう。しかし、そんな雀の一羽でも、あなたがたの父のお許しなしには地に落ちることはありません。

出エジプト2:23 それから何年もたって、エジプトの王は死んだ。イスラエル人は労役にうめき、わめいた。彼らの労役の叫びは神に届いた。
 2:24 神は彼らの嘆きを聞かれ、アブラハム、イサク、ヤコブとの契約を思い起こされた。
 2:25 神はイスラエル人をご覧になった。神はみこころを留められた。
            


  短く記されている聖書の言葉には,神の温かい心中が記されていますから感謝です。神は私たちの心労や日々の生活の中で次々と起きてくる問題にも心して,解答の時期を見計らっておられます。

神はその御手で天の水門を閉められました。水が引くまでの期間。箱船の中では、神様は濃厚な特別な時間を過ごしておられました。

鳩がオリーブの若葉をくわえて、ノアの元に戻ってきました。8:11
このオリーブの木の種は、アノ自身が蒔いた物ではないと思います。 ふと福音の種を思い起こさせました。一見無駄と思える・・結果が直ぐに出ないと思える福音を種を誰からが蒔かないと刈り取り実りが無い事を・・

創8:18 そこで、ノアは、息子たちや彼の妻や、息子たちの妻といっしょに外に出た。
 神がのアノ側におられて事を前記に書きました。それでも神の命令。一言が無いとノアは外に出なかったのです。  親しい間柄になるとこれ位はいいだろうでは無く,神の意志に従ってことが分かります。

 それは自由人としての権利と意志が神に与えられていますけれど、ノアはその自由な意志によって,神に従っていました。 箱船を作らないことも出来たのですから・・
 ガラテア5:1 キリストは、自由を得させるために、私たちを解放してくださいました。ですから、あなたがたは、しっかり立って、またと奴隷のくびきを負わせられないようにしなさい。
  箱船は,十字架の購いと同じです。キリストの十字架と言う箱船に入り、贖われ救われます。私たちの自由な意志でキリストにしたがって生きることが重要です。
そのことを現すかのように、ノアは箱船をでた第一歩後に、祭壇を築いて神を礼拝しています。
創8:20 ノアは、主のために祭壇を築き、すべてのきよい家畜と、すべてのきよい鳥のうちから幾つかを選び取って、祭壇の上で全焼のいけにえをささげた。

私たちも日々の第一歩を歩み始める前に,主のための祭壇を築こうではありませんか?
神を礼拝する場所を,各自の奥まった部屋に祈りの祭壇を築きましょう。でも主の祭壇で無いといけないと・・自分のための祭壇、祈りではあってはいけない思います。

 皆様の上に、神の豊かな祝福が有りますように。祈ります。



2014年2月1日土曜日

@神の声を聞きたい。創世記7章から


創 7:1 主はノアに仰せられた。「あなたとあなたの全家族とは、箱舟に入りなさい。あなたがこの時代にあって、わたしの前に正しいのを、わたしが見たからである。

私たちは、神の声を聞く事が出来ます。神との距離が近い。また神の目から見て正しい人の恵みです。キリストの清い衣を通して、父なる神は   私たちを清い者としてみて下さるので,神の声を聞く事が出来ます。

しかし、神の声の多くは細くて小さい事が多くて,気がつきにくいこともあります。
(Ⅰ列王 19:12 地震のあとに火があったが、火の中にも主はおられなかった。火のあとに、かすかな細い声があった。)
注意深く、何時声が掛かるかも分かりませんから、何時もその備えも必要ですね。
神の声は突然、私たちに向けられて発せられることも多いです。

神の声を聞き分けて、それに従うことをしないと・・折角の神の声も次第に遠ざかっていきます。聖霊は気ままな風のように移り変わります。 


創7:5 ノアは、すべて主が命じられたとおりにした
父なる神が、ノアに命じたことは 並大抵のことでは無いのですが、ノアは完全に、その命令に従いました。   大型タンカークラスを,僅かな人数の家族で作り上げただけでは無く、あらゆる動物を集めて、箱船に収めたのです。
   動物を集めるだけでも大変ですね。猛獣もおとなしくしたがっていたのは、神の助けがあったと思います。

創7:16 入ったものは、すべての肉なるものの雄と雌であって、神がノアに命じられたとおりであった。それから、主は、彼のうしろの戸を閉ざされた。
ノアが,神の命令通りにしたときに,箱船の入り口が,神の手によって,外側から閉められたことは特筆すべきですね。
箱船の記録は、神の手によって書かれた物だと・・

繰り返して,神の声を聞ける立場を,キリストによって与えられていることも、・・
神の声を聞けるように,何時も備えをしておきましょう。また声を聞いただけでは無く実行できるようにも・・